
(お話の概要)
人形作りは家の仕事であった。
はじめは関東のスピーカーを作る会社に勤めたり、大学で電気のことを学ぼうと志したり、東京でアルバイトしたりしながら生活していたが、その後30歳頃に家に戻り紙人形作りを継いだ。それから30年以上人形作家をやっている。
人形作りで家にずっと引きこもっていると発散するところが欲しくなる。それで、祭りに惹かれるようになった。
日常とは違う「ハレ」を求める気持ちが強くなったのだと思う。
毎年、6月頃になるとワクワクし始め、血が騒いでくる。
声を出すと体の調子が良い。飯も美味くなる。
そもそものきっかけは、独身時代に住んでいた埼玉でゆったり歩いている妊婦を見たときに「負けたー!」と思ったことだった。
つまり、子どもを宿すと言うことが男にはできないということを悟ったのである。
(このとき、「ハレ」を求める気持ちが強くなった・・ということだと思います(記録者の感想))
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