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前回までの内容

第30回「川と健康」大西政國(鬼玄丹)さん

    第30回は、2007年1月27日に開催しました。
    今回は川の旅人 鬼玄丹こと大西政國さん(NPO大淀川流域ネットワーク)に来ていただき、「川と健康」について語っていただきました。

    (お話の概要)
    川が好きで山が好きで、絵を描くのが好き。それで国内や世界の山や川を旅してきた。
    実は子どもの時に結核を患い体が弱かった。また、小学校のとき、先生のいじめが原因となった出来事で先生にしかられ、それがきっかけとなって小学校にはほとんど行かなかった。しかし、小学校5年生の時に画家・版画家である山下清に出会ったことで絵の世界に目覚めた。
    また、昭和38年頃、宮崎にまだ舗装道路がなかった頃に県の造林課に臨時で入り、そのころ海岸の砂浜が削り取られ、松の木の根が延々と海まで伸びているのを見て、環境問題を考えるようになった。
    生物には全て生きている意味があるが、現代の人間にだけはそれが言えないと思う。しかし昔は違っていた。
    ひとりの思いはひとりのものだが10人集まれば不動のものになる。語る友がいるということは豊かな心に通ずる。
    東京の多摩川は一昔前はとても汚い川であったが、今では鮎が上る。大淀川はどうか、天然の鮎は全く見えない。多摩川は地方から出てきた人達がふるさとの川のようにきれいにしたい、という思いできれいにしていった。大淀川はどうしてきれいにならないか、誰かがそういう思いで取り組まなければどうにもならない。環境問題は分からないことが多すぎるというのが長年取り組んできた実感だ。
    環境と文化は密接な関係がある。文化というものは絶対伝承であると思う。人間には知恵があり、仏の心慈悲の心がある。自然も人も大切にすることが豊かな文化を育むということだ。
    環境問題でもどんなことでもそれを語るときにはまず挨拶からはじめることが大事。家にあがったら靴を並べるということから(環境や文化を大事にする気持ちが)はじまっている。

    鬼玄丹語録がぽんぽん出てくる楽しくて心に残る語りでした。

第30回は、2007年1月27日に開催しました。 今回は川の旅人 鬼玄丹こと大...

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