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前回までの内容

第36回 図師哲雄さん

    第36回は、平成19年9月15日に、「ロキシーヒルの会」会長、図師哲雄さんをゲストに迎えて開催しました。
    元気な山の再生を目指し、焼酎をこよなく愛する、とてつもなく元気な72歳!

    二十数年前に荒れ果てた45000坪の山を手に入れ、山の再生にひとり取り組み始めた。
    62歳の時に生業であった農業を退職宣言し、山の再生に没頭。当初15人であったロキシーヒルの会も今は155名。
    植樹祭や、青少年の宿泊合宿(山林学校)などの事業も20年に渡って積極的に企画し、今では美しい森が広がる山に。

    多くは語らないが、焼酎が入ると図師節が炸裂!折々に大爆笑の楽しい会となった。

     図師さんのお話は、まず最近出演されたテレビ番組2本を見てからということになったが、そのマイペース振りにレポーターが振り回される様子を折々で爆笑しながら鑑賞した。
     ただ、その中にはロキシーヒルの美しい自然と図師さんの山に対する愛情が溢れており、笑いを主目的とした番組の狙いとは別のところで図師さんの為人が伺える映像だった。zushi.jpg

     図師さんは、フランス人絵本作家ジャン・ジオノの「木を植えた男」に深く感銘し、広大な山の再生に取り組むこととなったわけであるが、その傍ら全国の山登りも趣味とし、現在宮崎山岳会の副会長でもある。

     その山岳会が主メンバーとなり、ネパールとの親善使節団が組まれたそうだが、その親善旅行でも図師さんのキャラクターが光ったエピソードがたくさんあり、それについて同行された宮崎日日新聞社の外前田日南支局長が補足説明してくれた。

     まず、現在の図師さんのワークフィールド「ロキシーヒル」の語源ともなったネパールの焼酎「ロキシー」について。
    図師さんは副団長として参加したそうだが、着いたその日から言葉も通じないのに現地の人とロキシーを酌み交わす仲となり、日本に戻ってからもロキシーが送られてきたり、2度目の親善旅行では、空港まで迎えに来てくれた上に図師さんの行く先にずっと同行してくれたそうだ。
     また中には、ネパールから図師さんを訪ねてきて養鶏場でアルバイトして帰った人もいるとか。

     この話には後日談があり、ネパールではあんなにウマイと思っていたロキシーが、こっちで飲むとそんなにウマイものではなかったとのこと。やはり、酒も生まれた土地で飲むのが一番ウマイということらしい。

     図師さんは今年72歳。
    今でも、一人で夜中に流れる水の音を聴きに焼酎の一升パックを下げて沢に入る。
    その河原で一人酒を飲みながら万象に思いを馳せ、眠くなったら周りに塩をまいて、そのまま河原にごろりと横になる。という遊びが何より楽しいそうだ。
     まわりに塩をまくのは悪霊払い(?)ではなく、山ヒルがたかるのを防ぐため(それでも朝にはあちこち痒いそうだが)。
     
     言うまでもなく、そんなロキシーヒルでの図師さんの自然体の生活そのものが、この上なく健康的なのだ。

    この会のフォトアルバムはこちらのページで

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